HPのアクセス解析、Googleアナリティクスでできることとは?

今回は、HPのアクセス解析には欠かせないGoogleアナリティクスについてお話したいと思います。

Googleアナリティクス(GA)とは?

Googleアナリティクス(以下、GA)とは、Googleが提供しているツールのひとつ、WEB解析において欠かせない解析ツールです。

分析結果の確認方法には多少の専門知識が必要ですが、Googleアカウントさえあれば無料で利用できるため、多くの企業で利用されています。

GAで何ができるのか?

GAでの解析では、集計データをもとにHPに関する色々な解析情報を見ることができます。

各ページの閲覧数

各ページの閲覧数がわかります。

HPの訪問数は定期的な確認が必要です。
サイトをオープンしたばかりで訪問が少ない場合、数ヶ月の間だけでもGoogle広告を利用するとSEOが安定しやすいです。

どんなユーザーが訪問しているか

ユーザーの性別、年代や、何に興味を持っているか確認できます。

サイトに訪問するユーザーの詳細を知ることで、サイト改善に役立ったり広告を出す時にターゲットを絞りやすくなります。

Google広告の効果測定

Google広告を出している場合はGoogle広告のクリック単価や費用、クリック率がひと目で確認することができます。

パソコン/モバイルの比率

ユーザーがHPをパソコンで見ているのか、スマホで見ているのかがわかります。

企業サイトであればパソコンで閲覧する方も多いですが、採用情報はスマホから閲覧されるケースがほとんどです。
阿竹印刷のパソコンとスマホの閲覧比率は大まかに「パソコン:7割 /スマホ:3割」ぐらいですが、現在スマホでHPを閲覧する方が増えているので基本的にはどんなHPでもスマホ対応にしておく必要があります。

HPがスマホ対応になっていない場合、文字や画像などのレイアウトが崩れてしまうことがありますので、ご注意ください。

GAの種類

GAでは現在、「ユニバーサルアナリティクス(UA)」「GA4」の2種類があります。

2020年10月にGA4が新しくリリースされて以来UAとGA4の両方利用することができましたが、
Googleから「UAは来年の7月に終了し、GA4に完全移行する」と正式に発表がありました。

UAとGA4の違いとは?

UAとGA4の一番大きな違いを挙げるすると、UAは「ウェブ」に特化した計測内容ですが、GA4では「アプリ+ウェブ」の計測が可能です。

このままの内容だけ見ると、GA4は「アプリとウェブ」の解析ができるし、前よりもさらに使いやすくなったのか!と感じますが、そうではありません。
逆に使いにくくなったという声も多いです。

実際、UAとGA4は全くの別物と言ってもいいくらいで、管理画面の表示や解析内容、各部の名称まですっかり様変わりしてしまいました…。(しかもアプリを自社展開しているのは大企業ばかりなので、中小企業にはまだまだ恩恵がありません。)

GA4に完全移行する背景として、プライバシーの考え方が近年さらに厳しくなった事も関係しています。
そのせいでUAで詳細に解析できていた内容がGA4では把握できなくなくなってしまったんです。

UAとGA4どっちを使えばいいの?

GA4への完全移行は来年の7月なので、猶予期間はまだ1年ちょっとあります。
ウェブでの解析内容においてはやはりUAの方が上なので、UAを切り捨ててGA4のみに切り替えるのではなく猶予期間ギリギリまで併用していくことをおすすめします。

GA4に関する情報はまだまだ少ないため、「UAのみを利用しており、GA4はまだ利用していない」という企業も多いようです。

しかし、来年の7月に慌てないためにも今からGA4の設定をしておいてくださいね。

GAで解析するだけでは意味がない!

ホームページは一度作ってからそのままにするのではなく、GAなどの解析ツールを利用してユーザーの反応を見ながらサイトを改善していく必要があります。

GAでの解析結果は、「どこを直せばいいのか?」を解決してくれる便利なものではありますが、実際に「どう改善すればいいのか?」は自分で考える必要があります。

阿竹印刷では、GA(UA、GA4)の設定はもちろん、解析結果を踏まえたサイト改善のご提案も行っておりますので、気になる方はお気軽にご相談くださいね。