折り加工の種類について
パンフレットやリーフレット、カタログやフライヤーなどをいろいろな場面で入手する機会があると思いますが、日常で目にするそれらの印刷物には、さまざまな折り加工が施されている場合があります。
折り加工は、目的や用途に応じて用紙の形やサイズ、見た目のイメージを変える事ができ、持ち歩きや配置スペースに限りがある場合に有効といえます。
今回は印刷会社で行う、折り加工について代表的なものをいくつかご紹介しますね!!
二つ折り
用紙を2分割する折り方です。
センターで半分に折る加工が一般的ですが、位置を敢えてずらして折る方法もあります。
印刷の内面の一部が少しだけ見える形になり、その部分にメッセージなどを入れてみるのはいかがでしょうか。
巻き三つ折り
用紙を3分割する折り方です。左右の端を内側に折り込みます。
情報を6面に見せることが出来ますが、内面の情報を一面に大きくデザインする事により、
受け手に、開いた時のインパクトを与える事が出来ます。
十字折り
用紙の長辺を半分に二つ折りにし、90度回転させ、さらに二つ折りにする事で4分割する折り方です。
クロス折りとも呼ばれ、用紙を広げてみると十字の折り目が付いています。
観音折り
用紙を4分割する折り方です。
左右の端を用紙のセンターに揃う様に内側に折り、さらに中央で二つ折りする形は用紙を開いた時に観音開きの様な構造になる為、
観音折りといいます。
ジャバラ折り
ジグザグと山折りと谷折りを交互に繰り返す折り方です。
用紙を蛇腹状に折る加工法ですが、経本折りやアコーディオン折りなどと呼ばれる事もある様です。
今回は代表的な折り加工方法をご紹介しました。
印刷物のデザインや活用場所を活かせる折り加工をご希望される際の参考にしていただければと思います。
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