名刺の漢字は「紙」ではなく、なぜ「刺」なのか?
皆さん、こんにちわ!
今回はビジネスマンとして当たり前にある「名刺」についてご紹介しますね。
名刺とは?
名刺とは氏名、住所、職業、身分等を記した小型の紙のことをいいます。
主な役割としては・・・
- 初対面の人への自己紹介や連絡先の伝達
- コミュニケーションの入口
- 次のアクションを起こしてもらうキッカケ
- 人脈を広げる手段
- 自社製品やサービスなどの紹介
名刺は単なる挨拶のためだけではなく、自己紹介や自社製品のPR手段や人脈形成など、新たなビジネスチャンスの可能性を広げる重要な役割を果しています。
現在は日本を中心にビジネスシーンで多く活用されている名刺ですが、諸説ありますが、はじまりは7~10世紀頃の中国といわれています。
この頃の使用方法は現代の名刺とは少し違い、誰かの家を訪問した時に、家の前に置かれている箱に自分の名前と身分を書いた木や竹で出来た「刺(さし)」と呼ばれるものを入れて取り次ぎを要請する、あるいは戸口に刺し込んで訪問を告げるものから始まったようです。
「名紙」ではなく「名刺」という漢字はここから来ているといわれています。
日本における名刺の始まりは、19世紀の初め頃であるといわれています。はじめは和紙に名前を書き、訪問先の不在時に置いてくるものでした。
その後、明治時代以降は上流階級を中心に社交界で欠かせないアイテムとして親しまれるようになり、身分証明書として使われるようになりました。
また、名刺自体も、定型化されたデザインで、黒一色で印刷されたシンプルなものが主流でしたが、徐々にフルカラーの名刺が作られるようになり、写真や会社のロゴマークなど、多くの企業で現在のような名刺が使われるようになっていったのです。
現在では世界で配られる名刺の7割が日本で消費するようになりました。
いかがでしたか??
名刺は漢字の由来にもなり、不在票として使われていた「刺」から始まり、現在ではビジネスシーンで欠かせないものとなりました。
ビジネスチャンスの可能性を広げるためにもぜひご活用ください。
当社では様々なタイプの名刺作成に対応いたしますので、営業担当までお気軽にご相談ください。