クラウドサービスについて
2023年10月からインボイス制度がいよいよ始まりますね。
中小企業の多くはこの制度に対応をするため様々な準備が必要です。
その準備に対して、これを機にDXとしてシステム導入を検討される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そういったシステムやソフト、アプリを導入する時に出てくる言葉として「クラウドサービス」や「クラウド」という呼び名を聞いたことがあると思います。
今回はこのクラウドについてご説明します。
クラウドとは??
インターネット上に存在する大規模なデータセンターやサーバーなどのコンピューター資源を利用して、データやアプリケーションなどの情報を保存・処理するための仕組みを指します。
上記説明文は今流行りの「チャットGPT」に答えてもらいました。「チャットGPT」についてはまた別の機会に取り上げたいと思います。
さて、出てきた答えについてですが身近なもので説明をします。
WordやExcelを使って資料を作っていますか?
そのソフトを使って出来た資料をパソコンやUSBメモリなどに保存をしたりしていると思います。
パソコンであれば付属しているハードディスクに、USBメモリであればその本体に保存をしています。
この保存場所を「Googleドライブ」にしてる方もいるかと思います。
この「Googleドライブ」こそがクラウドサービスの一つとなります。
Googleが管理・提供しているサーバー(パソコン)へインターネットを通じて保存をしていることになります。
この他にもGoogleが提供しているツールやソフトはそのほとんどがクラウドサービスに該当します。
Googleスプレッドシート、Googleドキュメント、Gメールなどなど。
これらも全てGoogleが管理提供しているサーバーを元にインターネットを通じて利用をしていることになります。
メリットは??
では、クラウドを利用することでのメリットはなんでしょうか。
- 自社で保存領域を確保する必要がない
- 拡張性が自由自在
- ネットが通じればどこでも利用できる
大まかにあげるとこの3つになります。
これらは何もデータ保存だけの話ではなく、システム導入についても言えることとなります。
例えば、先に話したインボイス制度へ対応するためにシステム導入を考えたとします。
少し前まではシステム導入というと、自社が保有するパソコンへそのシステムを組み込むのが一般的でした。
そうすると、スペックや保存領域が足りない!などの理由から新たにそのシステム用にパソコンを導入する必要がありました。
しかし、クラウドサービスは、他社が管理提供しているパソコンの中にあるシステムをインターネットを通じて利用するものです。
そのため、わざわざシステム導入のためにパソコンを用意する必要がありません。
また、インターネット経由するので場所を選ばないのも魅力です。
今までは会社内でしか使えなかったシステムもインターネット経由なのでどこでも利用ができます。
デメリットは??
では、デメリットはなんでしょうか。
- セキュリティ問題
- 費用面
- 万が一の話
1はDXの時にも出ていましたがインターネットで使う=誰でも利用できる可能性があるです。
もちろん、クラウドサービスを提供している会社のほとんどはその筋のプロです。
しっかりとしたセキュリティがされているのは間違いありません。
ただ、利用する側のセキュリティもしっかりとしておかないと簡単に流出する可能性があるという事です。
2については、システムであれば今までは自社のパソコンへ導入していたので1回きりの費用で済みましたが、クラウドサービスになると他社のパソコンを利用するとことになるため月額費用が掛かるのがほとんどです。
3は極端な話ですが、管理提供している会社が無くなったりした時の話です。
そうなると当たり前の話ですが、今までのデータも然り、システムも利用できなくなります。
まとめ
クラウドは今後の主流となるのは間違いありません。
すでに多くの人は知らぬ間に当たり前のように利用をしています。
Googleサービス、Amazonサービス、Microsoft Office など。
個人であれば、ある程度管理ができますが企業となればそうはいきません。
主流となってくるこのサービスをどう上手く利用するかはしっかりと検討して利用をしたいこところです。
大事なデータは手元に置いて、場所を選ばないどこでも使えるデータはクラウドにするなど。
弊社はシステム会社ではありませんので作ることはできませんが、上記のような簡単な内容であれば分かる範囲でお答えすることが可能です。
気になる事がありましたらお気軽にお声がけください。