デザインレイアウトの基本 5選


デザインレイアウトは、情報を「どう伝えるか」を設計する重要な手法であり、人の視線の流れに沿って要素を配置することで、自然と目を引き、必要な情報へ誘導し、理解や興味を高める役割を持っています。Z型・F型などの視線パターンを活用することで、意図したメッセージがより伝わりやすくなり、情報の多い紙面であっても情報が伝わりやすく、読み手にストレスを与えません。
それでは、基本のレイアウトを5つご紹介します。
Z型


Z型とは、横書きの紙面である場合、視線が左上から右下へ「Z」の形を描くように動くことを前提としたレイアウトです。
左上が1番最初に見られることが多いので最も伝えたい情報は左上に配置します。最後に右下で視線が止まるので、「お問合せ先」「会社やお店のQRコード」など、見た人の行動を促すような情報を右下に入れることをお勧めします。
Z型の最大のメリットは、見る人の視線の流れに無理がなく、情報を自然な順序で伝えられる点です。
縦割り


情報を左と右に分けて配置するレイアウトです。写真とテキストで分けたり、2つのコンテンツを左右に置く使い方があります。
情報がキレイに分割されているので、視認性・可読性が高いのがいいところです。
人物や商品の写真は特に、このレイアウトが優れています。
F型


F型とは視線が左上から右へ、一段下がって左から右へ、更に一段下がって左から右へと「F」の形を描くように動くことを前提にしたレイアウトです。
主にブログやSNSなどのWEB媒体で使用されることが多い特徴です。
流し読みに適した形で、見出しやタイトルを見て気になった箇所だけ右側に視線が移動するので、すべての情報を見る必要がない場合にも向いています。
グリッド


グリッドレイアウトとは縦と横の線を引いて格子(グリッド)を作成し、それを自由に組み合わせていくレイアウトです。
縦割りレイアウトの応用でバランスが取りやすく、並べるだけでオシャレに見えるレイアウトになります。サイズを変えてみたり、余白感を統一したりするとより目を引くデザインになります。
斜め割り


「縦割り」「横割り」の応用でさらにコンテンツを斜めにしたレイアウトです。斜めにすると、躍動感やアクティブな印象、スピード感を与えることができますので一工夫で印象が変わります。
文字だけ・背景だけを斜めにしても、その効果は発揮されます。斜めにする文字は太字で大きく目立つように配置をするのがポイントです。
まとめ
今回ご紹介した5つのレイアウトは、いずれも「人の視線の動き」をもとに情報を整理し、伝えたい内容を的確に届けるための基本形です。
デザインは見た目を整えるだけでなく、「何を」「どの順番で」「どう伝えるか」を設計することが大切です。
どのレイアウトが正解というわけではなく、「伝えたい情報量」「読み手の属性」「紙面の目的(告知・案内・集客 など)」によって、最適なレイアウトは変わります。
「何を一番伝えたいのか」「見た人にどんな行動をしてほしいのか」を意識しながらレイアウトを選ぶことで、デザインの伝わり方は大きく変わります。
阿竹印刷では、印刷物だけでなく、WebやSNSなど媒体に合わせたレイアウト設計も含めてご提案しています。
「なんとなく作っている」「情報がうまく伝わらない」と感じたときは、ぜひ一度レイアウトの視点から見直してみてください。




