駐車場に設置する看板作成のポイント
駐車場看板は、限りあるスペースを有効活用した宣伝方法のひとつです。
もちろん、ただ単に設置してあるだけでは看板の効果を得ることはできませんし、駐車場の看板にもいくつか種類があり、それぞれの特徴や使い方を理解したうえで、目的にあった看板を設置しなければなりません。
今回は駐車場看板の特徴やメリット、効果を最大限引き出すためのポイントなどご紹介します。
駐車場看板のメリット
外に立てられている看板はまず、目立ちやすいというメリットがあります。
サイズが大きかったり色使いが鮮やかだったり、インパクトのある看板になればなるほど、車内や通行人からの目にとまりやすく、注目される看板となります。
駐車場のちょっとしたスペースや外壁、フェンスなど場所を選ばず設置することも可能なため、広告としての効果範囲が広い点もメリットのひとつですね。
また、駐車場看板の作成は比較的コストが低いのも特徴としてあげられます。
デジタル広告や紙媒体の広告よりも安価で、しかも24時間365日看板が立てられている間はずっと効果を発揮し続けます。
SNSやインターネットが普及し、デジタル広告を目にする機会が増えてきていますが、大手企業が今も昔も変わらず駐車場看板をはじめ、人目につくところに看板を設置するのはなぜだと思いますか?
それは、看板が社名やブランドの知名度、商品などの周知などに一定の効果があることがわかっているからです。
駐車場看板の種類
駐車場の看板と一言で言っても色々な種類や大きさがありますが、以下で紹介する3種類が一般的によく使われています。
コーン看板
コーンに案内版を取り付けたとても簡易的な駐車場の看板です。
移動しやすいことが一番のメリットで、車を一定の方向に進め渋滞や事故を避けたいときに使われることが多い傾向にあります
プレート看板
外壁を利用したり、フェンスなどの網目をうまく利用したりしながら設置するタイプの看板です。
外壁やフェンスの大きさに合わせてサイズが変更できるなど自由度も高く、設置場所やどんな内容の看板にするかによって大きさを変更しやすいメリットがあります。
スタンド看板
街中でよく見かけるタイプの自立型の看板です。
大きさや高さにもよりますが、人や車が万が一接触してしまっても大丈夫なように安全を考慮したものが多い傾向にあります。
もちろん、このほかにも駐車場の看板はアイデアひとつで様々なものが作成できますが、種類によってその効果は大きく異なります。
駐車場に立てる看板で集客アップを図るには、種類を限定せず複数の看板を組み合わせるなど、ちょっとした工夫が看板の効果を引き出す最大のポイントです。
駐車場に看板を立てることで得られる効果
駐車場に看板を立てるとどのような効果が期待できると思いますか?
それは「どういった目的で駐車場に看板を作るのか」
ここがとても重要な部分となります。
駐車場があることを知ってもらいたいならプレート看板が◎
「駐車場はここ!」
「ここからここまでならどこに車を止めてもOK!」
と所有している駐車場の存在を知ってもらいたいときは、プレート看板がおすすめです。
駐車場があっても案内がなければ、駐車場があることをお知らせることはできません。
となれば、人は集まらず看板による集客は見込めなくなってしまいます。
ただ、プレート看板を立てるにもポイントがあります
- 車を運転している人が一瞬で確認できるようにすること
- 遠くからでも見える位置に設置すること
- 入り口や車道に近い場所に設置すること
また、歩いているときはよくみえても車に乗っていたり車道からの角度によっては看板が見にくくなったりすることがあります。
実際に自分で車を運転して、車からでもみやすい場所に看板を設置することをおすすめします。
駐車場内の案内をしたいときはコーン看板とスタンド看板が◎
駐車場の出入口を知らせたい、一定の方向に車を進めてほしい、止めてほしくない区域を知らせたいようなときは、コーン看板やスタンド看板がおすすめです。
この2つの看板は移動が簡単なので、混雑するようなときなどはとくに自由な使い方ができるところが大きなメリットです。
ただし、スタンド看板の素材選びは慎重に行う必要があります。
コーン看板の素材よりも劣化してしまう素材が多いので、雨や雪に強く錆びにくいものを選ぶようにしましょう。
またスタンド看板も移動が容易にできてしまうものなので、風に飛ばされないよう重りをおくなどしっかり押さえることが大切です。場合によっては、いたずらなどされてしまう可能性もありますので人目につくところに置いたり、可能であれば鍵のついたチェーンなどを利用して固定してしまうのもひとつの方法です。
駐車場看板の効果を最大限発揮させるポイント
看板はただ単に設置すればよいと言うわけではありません。
集客アップにしっかりつなげるには、看板の効果を最大限発揮させる使い方をする必要があります。
看板設置の7秒ルール
そのため、看板を集客目的で設置するのであれば、駐車場から7秒手前の場所で認識してもらわなくてはいけません。
たとえば、時速30~50kmで車が走行していたとしましょう。
この場合、7秒手前で看板を認識してもらうためには、時速に合わせ駐車場の場所から約70~90m前に看板を設置する必要があります。
車で走行中、よそ見ができない状態からでも駐車場がどこにあるかわかるように大きな文字で示す、赤や黄色などの原色を使う、暗くなっても発見しやすいよう背景を白地にしたりライトを当てるなど、走っている車の中からでも見つけやすくすることが大切です。
看板をどこに設置するかで内容を変える
駐車場看板はどこの位置に立てるかで内容を変える必要があります。
繁華街などは駐車場料金が高く、少しでも安いところに止めたいと思うのが人間の心理です。
安いことをアピールするのも大切ですが、料金の設定を全面に押し出してしまうと「ここの駐車場は○○円だったからもう少し安いところを探そう」という心理が働き、利用者の足かせになってしまうこともあります。
もちろん料金を明確にすることは大切ですが、料金ばかりに目がいかないような看板にすることで利用する人の抵抗感を少なくすることができます。
ただし、料金の安さが周辺の駐車場よりも勝負できるのであれば、逆に大きく目立つように料金を記載するほうが適しています。
月極駐車場においても、契約者専用の駐車場であること、無断で駐車できないことなどを一瞬で判断してもらう方法として、看板はとても役立ちます。
よく使われているのはコーン看板やフェンスを利用した看板ですが、実際は月極駐車場なのか一般人も使っていい駐車場なのかわからないケースは意外と多い傾向にあります。
このような場合は地面などへ案内矢印などを書く「フロアサイン」も効果的です。フロアサインは公共機関などでよく見られます。フロアサインは視認性が高く、直感的に理解しやすいため、効果的な案内方法とされています。
車を運転しながらだと一瞬で判断しなくてはいけないことも多いため、上手に看板を利用し駐車場内の混乱やトラブルを未然に防ぐことが大切です。
駐車場看板の作成なら阿竹印刷におまかせください
駐車場看板と一口に言っても、目的や効果に合わせてサイズや文字、色を選ぶことがとても重要です。
ただ単に看板を立てたら効果が出るわけではなく、効果を最大限引き出す使い方をしなくてはなりません。
私たち阿竹印刷は四日市市をはじめ、桑名市、鈴鹿市、いなべ市、東員町、三重郡全域で駐車場看板の作成を承っております。
印刷会社のノウハウを看板作成にも活かし、世界にひとつしかないオリジナルの看板を作成いたします。
看板の作成でお困りごとやお悩みがあれば、お見積りも無料で行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。